大企業には真似できない、小規模企業だからこそ採れる戦略

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大型スーパーの地方進出や、大手顧客が外注先を海外に移すなど、小規模企業はどうしても大企業の戦略に左右されてしまいます。
しかしながら、大企業でも出来ないことは存在します。

本記事では、大企業と小規模企業の強み・弱みをそれぞれ解説していきます。

大企業の戦略

強み

  • 資金力
    言うまでもなく、圧倒的な資金力を持っています。
    必要であれば大きな工場をすぐに構えることもできますし、大量注文を盾に仕入れコストを極限まで減らすことが可能です。
    またプロモーションに関しても有名人を起用したりと、人の目を引く施策を次々と打つことができます。
  • 組織力
    大企業の中には様々な専門家がいます。
    営業部隊は勿論のこと、マーケティング部、経理部、総務部、法務部、調達部、製造部、品質管理部などがあります。
    またそれぞれの部門の中でも特化したスキルを持つ人材が多くいます。
    こういった人材をフルに活用し、それぞれが密にコミュニケーションを取ることで、一つの大きなプロジェクトが出来上がります。
  • 信用力
    これも大企業の大きな強みです。
    何か問題が起きたとしても、その資金力でなんとでも解決できる為、多くの協力者を得ることができます。
    また新規に口座を起こすことも容易にできます。

弱み

  • スピーディーな動き
    組織が大きいが故に様々な立場の人と意識を擦り合わせる必要があり、一つの意思決定に対してかなりの時間を割かれることになります。
    また大企業はその内情が縦割り組織であることも少なくなく、そもそもお互いの意思疎通が上手く図れていないことも往往にしてあります。
  • 失敗に対する過度な恐れ
    プロジェクトを失敗させると昇進や給与に返ってくるという恐れから、中々挑戦しようというサラリーマンが少ないです。
    (挑戦しようとする人は独立の道を取ることも多いです。)

 

小規模企業の戦略

強み

  • ストーリーに共感してもらいやすい
    買い手は老舗や地域に根ざした企業に対して、「本物感」を抱きます。
    あとは自社が手がける正当な理由(ストーリー)が買い手にしっかりミートすれば、それがあなたの大きな武器と成り得ます。
  • 意思決定が早い
    基本的にプロジェクトは社長自らが手がけたり、社員が担当していたとしても社長との距離が非常に近く、意思疎通が図りやすいです。
    立ち上げから実行までのスピードが圧倒的に早いため、
    これにより細かなプロジェクトの修正も図りやすくなります。
  • 地域に根ざした資源がある
    あなたの今いるところには、他の地域にはない資源が必ず何かあります。
    それは昔からある地場産業かもしれませんし、気候や清流といったような自然に由来するものかもしれません。
    あなたの周りにある、他にはない資源がそのままあなたの武器になります。

 

弱み

  • 資金不足
    最初からプロジェクトを大きく動かすことができないため、どうしても始めは小さくビジネスを始める必要があります。
    今ある設備、ノウハウを見直し、何ならコストを抑えながらも新しいことができるのかを考える必要があります。
  • 人材不足
    一人一人の仕事の幅が非常に多いです。
    もし新規事業を始めるとなれば、これまでの仕事に加えての作業になってしまうため、それぞれの負担がかなり大きくなってしまいます。
    その分意思疎通を図るのが非常に容易で、計画から実行までスピーディーに行動することできます。
  • 情報不足
    地方や古い業界で活動していると、どうしても外界の情報が入ってきにくいです。
    少し前までは20年一昔、10年一昔などと言われていましたが、今では3年一昔などまで一気に縮まっています。
    これだけ情報の更新が早い中で、情報不足であることはそのまま命取りになってしまいます。

まとめ

大企業と同じような戦略で戦おうとしても、圧倒的な資源力の差で飲み込まれてしまうことは必至です。
小規模だからこそできることをしっかり把握して、あなただけのビジネスを展開していきましょう!

 

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