老舗 ”だからこそ” SNSに注力すべき3つの理由

近年、「顧客との相互コミュニケーション」「プロモーション」を主として、 企業がSNSを活用する事例が多く出てきています。

一方で老舗企業でも少しずつSNSを利用し始めているのですが、まだまだ普及していなかったり活用しきれていないのが現状です。その理由としては研究できるだけの時間や人のリソースが足りないことがあげられるでしょう。どうしても目の仕事や実績のあるプロモーションに手を付けがちで、SNSは時間があれば触ってみるレベルでしか使えていません。

しかしながら老舗企業だからこそSNSに注力すべきで、活用できたときの効果は計り知れないと私は考えています。その理由を3つご紹介しましょう。

伝統とのギャップがある為注目を浴びやすい

SNSと聞いて、若者の文化という印象をお持ちの方は多いのではないでしょうか。対する老舗は古くから伝統を重んじているので、SNSというポップな世界とはマッチするはずがないというのが一般的なイメージだと思います。

確かに年季というところでは老舗とSNSは対極する関係にあるといえるでしょう。そもそもSNSはスマートフォンの普及とともに爆発的に利用者が増えたので、基本的には2010年以降にできた新しい文化といえるのです。

利用者層としても、もちろん年配の方がSNSを利用していることも少なくはありませんが、やはり20代~30代の年齢層が多いのが現実です。

一方で老舗企業は何十年何百年と長年の歴史を乗り越えてきた、いわば老戦士ともいえる存在で重厚感があります。

そんな老戦士が若者の集まりにポツリといたら間違いなくその周辺は場違いな空気がながれるでしょう。

しかし、若者に交じって楽しそうにダンスを踊っていたらどうでしょう。ダンスの上手い若者と比べても、間違いなく注目を浴びて人気を呼ぶことでしょう。対極にあるからこそ、注目度にレバレッジ(てこの原理のように、小さな力で大きな力を生むこと)が効きやすいのです。

SNSのような若者文化の中で、長年社会に価値を提供してきた老舗が活動していたら、間違いなく注目を浴びることになります。

信用力

ただの”面白い会社”として注目を浴びるだけではありません。

老舗はいわばその業界のプロであり、そのプロが発信する情報には間違いなく信用力があるわけです。

そんな信用力の高い=質の高い情報を発信していくことで、あなたの会社に対するファンを惹きつけやすいのです。

巻き込み力

一般的に老舗企業は「老舗」というだけで人々を魅了することができます。

もちろん老舗企業は日々の努力により常に最新のアップデートを重ねてきているわけですが、外部の人からすると重厚感のある”ありがたい存在”なのです。

そんな老舗が何か新しいことをするために人を募れば、それに関わりたいと思う人は少なくありません。一般的に他人のリソースを使う際は費用が発生しますが、伝統とのコラボというところに価値を感じてもらえることで、極端な例ではお金をもらった上で協力してもらえることすらあります。

この巻き込み力は一般の人にしか効果がないわけではありません。老舗というだけで長年の実績=信用力も証明されているため、他企業とのコラボ企画なども行いやすいのです。

まとめ

なぜ老舗企業だからこそSNSがウケるのか、お分かりいただけましたでしょうか。

それでも「うちは伝統を重んじているから、ポップな世界には絶対に行かない」という考え方もあるかと思います。確かにその世界観は間違いではありません。しかしながらそういった戦略を採るにしても、頭ごなしに拒絶するのではなく、老舗×ポップという選択があるという現実を受け入れた上で、十分に検討してみなければ戦略とは言えません。

莫大なリソースを割く必要はないので、まずは検討するためにも一度始めてみてはいかがでしょうか。