事業承継を担う後継者が、ベンチャーマインドを学ぶべきシンプルな理由

老舗 後継者 ベンチャー マインド

ベンチャー企業というと、ゼロから圧倒的スピードで価値を作り上げ、世の中に提供するというイメージがあります。
一方で老舗企業は、古くから伝わるモノを重んじ、ゆったりとした時間経過の中で昔ながらの価値提供を行っているケースが多くあります。

しかしながら、近年の時代の変化のスピードは極めて早く、それについていけなくなる老舗企業が後を絶ちません。

翻って、昨今では若手後継者が老舗企業を若返らせたという事例が多数共有され始めています。
そういった方に共通するファクターの一つに、ベンチャーマインドがあります。

みなさんもベンチャーマインドを学び、新規事業創出に役立てて下さい。

ベンチャーマインドとは?

チャレンジ精神

起業家は非常にチャレンジ精神が旺盛です。

先駆者がいない中で、リスクを恐れながらも果敢に挑戦します。

皆さんは”失敗”に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか?

起業家は目的を達成するために、あらゆる方法を試し、最善の手段を導き出します。

当然最善でなかった手段は失敗策だったということですが、飽くまで策が失敗だったというだけです。

では、どういった状況が失敗なのでしょうか。

それは目的に達するまでに諦めたとき、或いは時間的限界が来た時の事を言います。

PDCAを回すスピード感

目的に達するまでに時間的限界が来た時に失敗すると先述しました。

しかし、だからこそ起業家はPDCAサイクルを回すスピードが圧倒的に早いのです。

人によってはDDDDというほど、極めて行動が早いのがベンチャーマインドです。

WHYで勝負する

1人で事業を行っている場合は皆等しく1日24時間しかありませんが、複数人で行えばその何倍もの時間を並行して使うことができます。

他人を巻き込むことは、時間的限界を克服する一つの大きな武器となります。

そして、成功している起業家ほど他人を巻き込む力が非常に強いです。

巻き込む力には様々なファクターがあります。

当然のことながら誠実な人柄でないといけませんし、発信する力も時には必要でしょう。

その中でもWHYで勝負をする事は非常に大きなファクターの一つです。

人は”何をやっているか”(WHAT)ではなく、”何故やっているか”というところに、強く関心を持ちます。

そしてそこに共感してもらえた時に、強い協力が得られるようになるのです。

後継者が新しいことに手を出すのは難しい

一方で若手後継者は、何十年、何百年も続く家業に泥を塗ってしまうというリスクを恐れてしまいます。

それに伴って動きが非常に遅くなってしまう為、ジリ貧な状況から抜け出せなくなるどころか、より経営を圧迫して行ってしまいます。

しかしながら、長く生き残っている老舗であればあるほど、定期的に大なり小なりの改革を行っています。

”出来ること”ではなく”やるべきこと”で目標を設定し、それに対してしっかりとスピーディーにコミットしていく姿勢が肝要です。

また既にモノ(WHAT)が存在するので、それで勝負するにはどうすれば良いのかということを考えてしまいます。

後継者がベンチャーマインドを学ぶべき理由

後継者は一般的に若手であることが多く、世の中の変化を比較的受け入れやすいです。

また元々は別の企業に勤めていることも少なくないので、異業種での経験を役立てることも可能でしょう。

このように若手後継者には様々な強みがあり、これに長年培ってきた老舗企業の経営資源がかけ合わさることで、圧倒的なイノベーションを生み出すことが出来るのです。

自社が何故存在するのかを改めて見つめ直して、スピーディーに新たな事業の柱を育て上げましょう。